斎藤知事のSNS選挙戦略が波紋!広報を担当した折田楓の発言が物議?

兵庫県知事選挙における斎藤元彦氏の選挙戦略を担当したPRコンサルタント、折田楓さんの名前がメディアを賑わせています。

彼女の選挙戦略が大きな注目を集める一方で、その手法や発信が物議を醸しているのです。

今回は、折田楓さんの選挙戦略と、それに関連する発信の問題について詳しく見ていきましょう。

特に、彼女の行動が公職選挙法違反の疑いを呼んでいることや、SNS戦略の詳細、そしてそれらの行動が承認欲求によって引き起こされている可能性について探っていきます。

目次

折田楓の経歴と背景

出典:instagram

まず、話題の中心となっている折田楓さんについて、その経歴を見ていきましょう。

折田楓さんは兵庫県出身の実業家で、現在は株式会社merchuの代表取締役を務めています。

主な経歴は以下の通りです:

  • 高校時代にフランスに留学し、Lycée Collège Konan de Touraineを卒業
  • 慶應義塾大学経済学部を卒業
  • 2013年、フランスのESSECビジネススクールに交換留学し、マーケティングを学ぶ
  • 2014年から2016年まで、BNPパリバ銀行東京支社で金融商品の営業を担当
  • 2016年、地元に帰省し、母親が立ち上げた婚活サロン「mariage tutu」の経営を手伝う
  • 2017年、株式会社merchuを設立

折田さんは、SNSやWebを活用した広報・PR活動を得意とし、自治体や企業のブランディングや広報活動を支援しています。

特にSNS運用やイベント企画に力を入れており、その手腕が評価されていました。

今回の兵庫県知事選挙では、斎藤元彦氏の広報を担当されたことをご自身でアピール。

このことが大きな注目を集めることとなったのです。

折田楓の選挙戦略の概要

出典:instagram

折田楓さんは、兵庫県知事選挙において斎藤元彦氏の選挙戦略を担当したPRコンサルタントをされていました。

これがなぜわかったのかというと、ご本人のインスタやnoteで公表をされていたからです。

彼女の戦略の特徴は、SNSを使って斎藤氏の支持を集めることでした。

具体的には、以下のような手法を用いています:

  • 特定のハッシュタグを活用して世論を動かす
  • SNS上での情報拡散を積極的に行う
  • オンラインでの支持者ネットワークを構築

この戦略により、斎藤氏の知名度と支持率を大きく向上させることに成功しました

しかし、選挙での斎藤さんのひとりで街頭に立つ姿や、SNSでの応援などが、この方の戦略で行われていたのかと思われてしまうほど、この折田さんは広報の詳細を語ってしまったのです。

折田楓の承認欲求が引き起こしたのか?

折田さんの選挙戦略は成功を収めましたが、同時に大きな問題も引き起こしました。

具体的な問題点は以下の通りです:

  • 選挙戦略の詳細をnoteで公開し自身の広報が成功したことを公表
  • 「私の働きは400人分に見えていた」など、自慢のような発言
  • 具体的なマーケティング手法を惜しげもなく公開

これらの行動は、プロフェッショナルなPRコンサルタントとしての倫理観に疑問を投げかけるものとなりました。

このような戦略を堂々と公表してしまうのは、プロとしての意識が欠けていると思われますが、それは承認欲求がもたらしたものではないかとSNS上では騒がれているのです。

出典:X
出典:note

選挙活動に対するSNS活用の法的懸念

折田氏のSNS戦略は効果的でしたが、同時に深刻な法的懸念も生じさせました。

特に問題視されているのが、公職選挙法違反の疑いです。

主な懸念点は以下の通りです:

  • 選挙告示前からのネット工作の可能性
  • ボランティア活動とプロの宣伝活動の境界線の曖昧さ
  • 斎藤氏の当選取り消しの可能性

これらの問題は、デジタル時代の選挙運動における新たな課題を浮き彫りにしています。

この指摘に対して斎藤知事の弁護士は、ポスター製作などの法で認められたものしか金銭の支払いはないと否定しています。

具体的に、今回の件では、どの部分が公職選挙法違反になるのかというと、

インターネットを利用した選挙運動を行った者に、その選挙運動の対価として報酬を支払った場合には買収罪の適用があります

引用:総務省ホームページ

このように書かれており、業者が主体的・裁量的に選挙運動の企画立案を行う場合には、買収とみなされるおそれがあるとしています。

しかし、本当に広報のプロがこのようなことを自己顕示欲からしてしまうのかという疑問もあります。

公の仕事もされていたそうなので、してはいけないことはわからないわけがないと思ってしまうんですよね。

最近は、何が本当のことでどれが嘘なのかが、わからなくなってきているのが現状です。

まとめ

折田楓さんの選挙戦略は、SNSを効果的に活用し大きな成功を収めましたが、その後の対応により、様々な問題を引き起こしました。

この事例は、デジタル時代の選挙運動における透明性と倫理の重要性を改めて問題提起しています。

今後、選挙戦略とSNS活用のバランスをどう取るべきか、社会全体で議論を深めていく必要があるでしょう。

そして、この件について、マスコミでも取り上げられ始めており、どのような展開になるのか見守る必要があります。

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